こんにちは!
2018年に第一子を出産し現在第二子妊娠中のomameです。
第一子を妊娠する前に一度流産を経験し、その後妊活を始めようにも生理が来なくなり不妊治療をした経験があります。
不妊っていつから?
不妊と言ってもいつからが不妊なんでしょうか?
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。
引用:日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=15
日本産科婦人科学会によると、夫婦が性生活を営んでいながらも1年間妊娠しなかったらとのことです。
以下私たち夫婦の場合をご紹介します。
私の妊娠までの経緯
結婚から妊娠までの流れです。
2015年 結婚
2016年9月 1回目の妊娠(自力タイミング療法)
2016年10月 流産(手術)
2017年1月 不妊治療開始
2018年3月 2回目の妊娠(ホルモン剤内服とタイミング療法)
2018年10月 第一子出産
2020年8月 3回目の妊娠(自力タイミング療法)
2021年3月 第二子出産予定
妊活に積極的では無かった新婚期
私が結婚したのは2015年4月。
最初はすぐには子供はいらないかなと思っていたのと、翌年に結婚式をしたいと思っていたので、妊活はしていませんでした。
2016年5月の結婚式を終え、「そろそろ子供が欲しい」っと思うようになりました。すぐに出来るとは思っていなかったけれど、自分なりに無料のアプリを見ながら排卵日をチェックし、タイミングを取っていきました。ですが、2ヶ月間ほどしても音沙汰なし。
はじめての妊娠と流産手術の経験
3回目の正直!2016年9月に妊娠反応陽性!!
すぐに病院に行きましたが、前倒しで妊娠検査をしたため、早すぎたせいか先生でも「これかなー?」っていう胎嚢しか見えませんでした。
翌週胎嚢と胎芽が確認され、順調な出だしに見えました。しかしその1週間後の検診で先生の顔が曇りました。心拍が見えなく、大きさはすこーししか成長していませんでした。
そのさらに1週間後。胎嚢はすこーし成長していましたが、胎芽は全く成長していず、心拍も確認出来ませんでした。先生から「今回はだめかもしれない」っと言われました。1週間後に再度診察を行い成長していなければ手術を勧められました。(自然排出を待つのはリスクもあるためです)
3日後、夫の勧めもあり他の病院に行き見てもらいました(セカンドオピニオンとして)今までの経緯を説明し、念のため他の先生の意見も聞きたいと伝えました。先生は優しく聞いてくれて診察をしてくれ、やはりいつも行っている先生と同意見だと言われました。
このセカンドオピニオンの先生の意見も聞いて自分の中で次に進もうという気持ちに持っていき、いつもの病院へ診察にいきました。そして、翌日手術を受けました。
この頃は毎日シクシク泣いて過ごしていました。
生理が再開しない辛い時期
手術を受けて2ヶ月あけたら妊活を再開しても良いと言われましたが、待てど暮らせど私の生理は始まりませんでした。
子宮を見てもらいましたが中はしっかり空っぽで綺麗になっており、原因は不明。もう少し待つようにと言われました。
結局生理の再開は、流産後4ヶ月が経過しホルモン剤を内服することによりやっと叶いました。
2回目の妊娠
ホルモン剤の内服、そして医師による排卵チェックとタイミング療法を継続し、2回目の妊娠に至ったのは、2018年3月でした。
不妊治療には信頼できるDrが必要
実は流産をして生理が来なくなってから、ホルモン剤の内服に至るまで病院を3箇所回りました。
最初は、初めて妊娠確認・手術をしてもらった産院。生理が来ないことを相談していたのですが、そこでは何の検査もしてくれず、原因も分からずでどうしようもなく、気持ちばかりが焦りました。
次に行った病院は、産科が有名なところでした。
総合病院だったので、紹介状もなくかなり待たされ、初診費を支払って受診しました。
初めて会う先生。今までの妊娠から流産までの経緯を詳細に説明し、その後の生理が2ヶ月間来ないことを伝えました。
すると、その先生から発せられた言葉は、
「不育症かもねー。ここね、不妊やってないんですよ。」でした。
不育症って、妊娠はするけどお腹の中で育たなくて流産しちゃうというものですよね・・・。私の場合は、まだ1回の妊娠で、流産手術はしましたけどまだ1回です。
私が知りたいのはどうして生理が来ないのかという事だったのに、先生から出た言葉のトンチンカン具合に驚きました。そして、悲しみと怒りと、全てがこみ上げて泣きました。
こうして、私は産婦人科迷子になりました。どこにどう相談すればこの現状の原因を教えてくれるのか分かりませんでした。
そんな私を救ってくれたのは、元同僚が教えてくれたクリニックでした。半信半疑でしたが、先生にまた全てを説明。
すると先生から「辛かったね。心ももちろんだけど、身体もストレスを感じていたと思いますよ。色々検査してみましょう」っと言ってくれました。
この時初めて、先生に「辛かったね」っと共感してもらえたこと、私の話をしっかり聞く姿勢で傾聴してくれたこと、先生の雰囲気やクリニックの雰囲気がとても良くて、この先生についていこう。っと決めました。
ホルモン剤治療
クリニックに変更してからはじめて血液検査をし(どうして最初のところでしてくれなかったのか…)ホルモンバランスが乱れていることが分かりました。生理が来ないのはその為だろうということで、ホルモン剤の内服を開始。すると、その10日後には生理が来ました。
その後もホルモン剤でバランスを整える事を3ヶ月続けました。この時は自分なりにタイミングは取りましたが、妊娠には至りませんでした。
4ヶ月目にして、身体の調子も戻ってきたかな?というところで、先生と相談してホルモン剤の内服を止めて、自力で生理が来るのかを試しました。すると、しっかり生理が来たので、6ヶ月目から先生にも見てもらいながらのタイミング療法が始まりました。
タイミング療法
タイミング療法は、ひたすらクリニックに通うしかありません。
卵の状態を見てもらい、そのサイズを測ってもらいます。それを踏まえて大体何日後に排卵すると思うから、その前後でタイミングを取って下さい。っと言われます。
仕事をしているので、なかなかドンピシャのタイミングで行えない事もあり、1ヶ月を棒に振ったー!っという月もありました。でも、根気強く続けました。
もし次ダメだったら、次のステップに進もう(先生は無理に進めようとはせず、私のタイミングを待ってくれていました)….っと先生と話していたタイミングで妊娠に至りました!
不妊治療中私がしていたこと
タイミング療法でクリニックに通う以外に私がしていたことを紹介します。
葉酸サプリを摂取すること
一つは妊活をしている皆さんならやっていると思います。葉酸サプリ!
これは一度目の流産をした日から、次の妊娠に備えて始めていました。
私は、BELTAというサプリメントを飲んでいました。
自分でも排卵検査薬を使用
これはクリニックに通うタイミング療法と併用して使用しました。
私の中ではこれが良くて、先生にも言われた日の1週間前から自宅でもチェックを開始して、色の変化を確認して挑むようにしました。
場所が少し遠くて1ヶ月に何度もクリニックに行けるわけではなかったので、これを使用することで、本当に排卵したのかを自分の目でも確認できました。
実は、1回目の妊娠はこの検査薬のみで上手く行きました。なので、これだけでもいいってなるかもしれないけど、やっぱり先生に直接見てもらった方が正しくタイミングを合わせられるなぁと思ったので、併用していきました。
貼り方が汚くてすみません…。(尿に浸す部分は写っていないのでご安心を♡)
ちなみにこれは、私が2回目の妊娠に至る時に出ていた結果です。下から三番目の紫の左側のラインが断トツでくっきりでてきるのが分かりますよね!このサインは、これから12〜24時間以内に排卵しますというものです。
薬局で購入する事ができる物もあります。
日本で購入するとかなり高いので、私は友達の勧めもあって、ネットで中国製の物を安く購入して使っていました!
不妊治療中、何が良かったのか本当のところは良く分かりませんが、藁にもすがる思いで色々試したくなるものだと思います。
もし試したことが無ければ、特に害になることはないので是非試してみてください☆
まとめ
不妊治療は長期戦です。
長引けば長引くほど心も体も疲弊していき、”不妊にいい!”っというものは全部試したくなります。病院に通うにはお金もかかります。
一人一人、実際何が効いたのかどんな治療が効果的なのかは、やってみないと分かりません。
私の知り合いにも不妊治療をしていた人が多くいます。そんな友達の半分以上は先生が合わなくて病院を変えたりしてました。なので、自分に合った先生、自分の考えにも寄り添ってくれる先生を探すのも一つの方法(精神的なストレスは妊娠に良くないので)だと思います。
病院に通う以外で私のやっていた方法は、そこまで高価なものではなかったので、少しでも希望の一つになればと思います。