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【帝王切開の6割が緊急帝王切開】知っておくと安心な基本知識と「緊急」「予定」どちらも体験した私の詳細レポート

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プレママ

今のところ逆子ではないから、このまま自然分娩でいけそう!
良かった!

っと安心しきっているプレママさん。

mame

知ってましたか?
帝王切開の6割は緊急帝王切開なんです!
予定で組んでいたママさんより、途中までは自然分娩だと思っていたママさんたちが急遽帝王切開になるケースの方が多いということですね。

私は長女の出産の時に緊急帝王切開を経験し、長男の時は予定帝王切開でした。

一度経験している帝王切開ですが、緊急と予定でこんなにも違いがあるのか!っと思うことも多かったです。経産婦だし、2回目だし…っと思われがちですが、何年前に1回目を経験したかにもよりますし、有無を言わさない「緊急」と元々知っている「予定」の違いにも戸惑いました。

これから出産を控えているプレママさんたちも、帝王切開について少しでも「知っておく」ことで、いざという時役に立つかもしれません。

今回は予定帝王切開の流れと、緊急帝王切開との違いを分かりやすくご紹介しようと思います。

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目次

帝王切開となるケース

私は最初にある、帝王切開をした事があるという点で、今回の帝王切開となりました。

一度帝王切開をすると次も帝王切開になるのはどうして?

実際私の母は、逆子だった私を帝王切開で産み、3年後弟を自然分娩で出産しました。

omame
昔は、帝王切開の次の自然分娩という流れも普通にありました。

しかし、帝王切開後の自然分娩中に子宮の破裂が起こり、母子ともに不幸な状況になったというニュースが世間を賑わせ、その時を境に「前回が帝王切開の場合、次の出産は必ず帝王切開」という状況が日本全国で一気に定着するようになったそうです。

実際に子宮破裂を起こすリスクは極めて稀ですが、そうなるリスクを取らないで帝王切開を選ぶ医者が多いのだと思います。

緊急帝王切開となるケース

omame
私の場合は、お産中に赤ちゃんの位置が急に変わってしまったためでした。

予定帝王切開スケジュール(コロナ禍)

予定帝王切開の場合、私の病院では手術の前日に入院します。

入院前にすること

入院当日にすること

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私の産院では、入院当日に翌日の手術の時間が分かる事になっています。

手術自体は13時スタートのようですが、何人いるのかにもよりますし、緊急帝王切開が入った場合はもちろん時間も急遽ズレます。

手術当日(術前)にすること

手術室には歩いて入室します。

メガネをかけているママの場合かけて行って、麻酔などの時には外しますが、赤ちゃんと対面するときはかけさせてくれるそうです。

髪の毛が長いママはシンプルなゴムを持参してと言われます。

《コロナ禍の場合》

私の産院では、旦那さんは手術時間までには来院し車の中で待機。

産まれたら看護師から旦那さんに電話が行き、デイルームで赤ちゃんと対面。少しだけ抱っこなどの時間もとってくれるそうです。

その後赤ちゃんは色々なチェックのために看護師預かりとなり、旦那さんは一度奥さんが戻る病室で待機。

術後の傷口が縫い終わって、麻酔が覚めた奥さんと病室で対面。

その後は退院後まで面会禁止。

という流れだそうです。

手術当日(術後)にすること

手術が始まり、すぐに赤ちゃんが産まれます。赤ちゃんがしっかり呼吸できていて安全であれば、ママのそばに連れてきてくれて顔を見せてくれます。

私の産院では、その後、ママは全身麻酔に切り替わり寝た状態でお腹の閉創(縫う)を行います。

処置が終わった頃に麻酔が冷めて部屋に戻り、赤ちゃんは出産後2時間くらい後に再会できる流れだと言われました。

【体験談】緊急帝王切開手術

長女の時に私が経験した緊急帝王切開手術の流れです。

つまり、半分陣痛も経験してからの手術になりました。

術後は、予定帝王切開ではならないだろう、子宮口が閉じる痛みも同時に味わいました。

私の緊急帝王切開の体験談はコチラ

↓↓

【緊急帝王切開】私の体験談と術後の痛みのコントロール方法

緊急帝王切開と予定帝王切開の違い

手術の説明の濃厚さ

緊急帝王切開の時は、陣痛促進剤を使う時点で念のためということで、サラッと輸血の説明を受けてサインをし、手術の同意書も渡されて読んだ後にサインをしておきました。

omame
手術は実際にするとなったら改めて同意を確認すると言われました。

今回の予定帝王切開では、Drとしっかり座って一つ一つリスクの説明がありました。リスク一つ一つはごく稀で2.3年に一人ですというように説明を受けます。

omame
でも、やはりリスクはあります。

それを一つ一つ聞くと、自分は出産のために開腹術を受けるんだなという実感が沸き、心の奥に恐怖心が芽生えました。

前回は「もしかしたら手術もありえる」という心境でしたが、今回は「確実に手術を受ける」という状況の違いがありました。

予定日の決定

自然分娩のママと同じように、帝王切開のママも10月10日が従来の予定日としてカウントされます。が、手術の日はそれよりも前に設定されます。

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病院によっても僅かに違うようですが、私の病院は38週での手術です。

手術の曜日が決まっているところだと、早い段階で「予定通りに進めば、この日が手術の日です」という日にちを教えてもらえます。

いつ陣痛が来るのか分からない自然分娩とは違い、確実にこの日には出産するという日が分かるのは、パパの仕事の都合などがつけやすくいいですよね。

手術の日まで陣痛や破水が来て欲しくない

予定日が確実に分かるという点では「調整がし易くて良い」と言いましたが、もちろん、手術予定日よりも早く陣痛が来たり、破水したりする事は十分にあり得ます。

私は元々早い段階で切迫になっていたので、お腹が張りやすく、手術日までは自宅で安静の指示でした。

通常は正期産の時期になると

「どんどん歩きましょう!」

予定日が近くなってくると

「スクワットするといいですよ!」「階段の登り下りもどんどんして!」

っと言われますよね。

帝王切開を予定している場合は違います。出来るだけ破水しないように。出来るだけ陣痛が起きないように…ということを祈りながら生活します。

omame
もちろん、それでもそうなってしまったら緊急帝王切開という流れになります。

予定帝王切開はおっぱいマッサージをしない

産院によって具体的な週数は異なりますが、一般的に、乳頭マッサージを開始する時期は妊娠後期頃(28週)からと言われています。

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私の病院では36週からを推奨しています。

その前でも、医師や助産師の許可が出てから乳輪・乳首・乳頭の手入れを始めます。

しかし、おっぱいマッサージをすると乳首を刺激することで分泌されるホルモンにより子宮を収縮させる働きがあることから切迫早産になる可能性があります。

そのため、予定帝王切開を控えている場合、おっぱいマッサージは推奨されず、出産後からの開始となります。

切り

お腹の筋肉は縦に流れているため、より安全に出血量を少なくしたいと思うと、縦に切るのが良いのですが、今は技術が進み、ママの術後のボディーイメージを損なわないよう、恥毛の少し上辺りを横に切る方法が多く取られています。

しかし、緊急帝王切開の「緊急度」によっては、より安全を考慮して縦に切る場合もあります。

医療は進歩して、色々な手術が内視鏡的に小さな傷で出来るようになってきたけれど、唯一子供を産む帝王切開術だけは、赤ちゃんを出さなければならないので、内視鏡的になることはないんだろうな…と思うと、世の中の帝王切開をうけるママをもっとみんなで称賛して欲しいなと思う私です。

麻酔を受ける時の恐怖

緊急帝王切開となった時、私は2〜3分おきの陣痛の最中にいました。

「麻酔をしますので足を抱えて丸まって下さい」という指示も、次来る陣痛の恐怖に打ち消され、これから麻酔をかける!という恐怖は一切ありませんでした。

しかし予定帝王切開の場合完全なる前日から入院し、準備万端にした上で手術室まで歩行し、手術台の上に上がって足を抱えて丸まって…。

全てが冷静な判断ができる中で行われます。

「出産の恐怖」ではなく「手術の恐怖」が勝ります。

予定帝王と緊急帝王切開金額の違いはある?

帝王切開の手術費用は、地域や医療機関に関わらず一律同じです。

厚生労働省の医科診療報酬点数表によると、平成30年度の費用は、選択帝王切開術(予定帝王切開)は201,400円、緊急帝王切開術は222,000円です。

マネードクターナビ

上記のように、帝王切開と緊急帝王切開の金額の差は1万円前後とそこまで大きな差はないようです。

緊急帝王切開の場合は、帝王切開に至る前に何をしたかにもより料金は異なります。

私のように、陣痛促進剤を使う(薬)。バルーンを挿入する(医療処置)などが加わるとまた料金も変わってくるので注意が必要ですが、手術は保険適応となるため、3割負担となりさらに高額医療制度の申請により、負担はグッとなくなります。

omame
私は医療保険に入っていたため、むしろ最終的にはプラスになりました!

コチラの記事でも書きましたが、医療保険に入っている場合は、保険会社へ連絡しておくといいですよ。

↓↓

追記:予定帝王切開(2021年3月)体験談

今回の予定帝王切開は前日からの入院でした。その時からの具体的な流れや部屋の様子、手術に向けての準備について書いたのがコチラ

↓↓

予定帝王切開前日からの流れ

帝王切開当日。

手術はもちろん意識がある中で行われます。普段看護師をしている私にとってもオペ室は別世界。

色々と聞いたりしながら、スタッフも和やかに進めてくれている様子や、実際に麻酔をかけている時の様子、そして息子誕生日までの流れを具体的に書いたのがコチラ

↓↓

帝王切開手術室の中のリアルレポート

無事に息子を出産して安心したら終わりではないのが帝王切開の辛いところ。

リアルなその日の夜の出来事を書きました。

↓↓

術後の痛みと発熱と共に迎えた朝

まとめ

緊急帝王切開と予定帝王切開では、「最終的にお腹を切る手術を受ける」という事実はおなじですが、

・手術の説明の濃厚さからくる恐怖心

・予定日があらかじめ決まっていること

・手術前に破水や陣痛を起こさない行動を心がけることになる

・おっぱいマッサージは出産後になる

・手術の切り方が異なる

・麻酔を受ける際の恐怖心が違う

・金額の違いがある

など手術までの過程が異なります。

経産婦さんであっても、手術は怖いもの。少しでも知識を持って挑むことで安心して出産に望めるといいですよね!

実際にもうすぐ私も予定帝王切開を受けるので、痛みの違いなどがあれば追加していきたいと思います。

《帝王切開の情報》

https://omame24.com/ope-birth-firstchild/

https://omame24.com/caesarean-section/

《出産後に役立つ情報》

https://omame24.com/second-child-care/

https://omame24.com/boba-rap/

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この記事を書いた人

2児の母。2015年ワーホリで出会ったカナダ人の夫と国際結婚をし日本で生活しています。夫婦でバイリンガル育児奮闘中。
旅行(国内・海外)やキャンプが大好き♪
娘や息子を出産して調べたことや体験したことなどを記録していきます!

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